病院の選び方と準備

今日は、病院の選び方と準備というテーマでお話ししたいと思います。

前回の続きとして今回のテーマを選ばせていただきました。
今日のテーマはどちらかというと子ども向けです。

病院に行くのは、早くて小学校に上がるくらいでいいかと思います。
それまでの小さいお子さんは発達障害について相談に乗ってくれるところがあると思うので、そういうところに相談するのがよいと思います。
診断名よりは特性を知ることの方が重要だと考えるからです。
小学校に入ってからはどうして病院が必要かといいますと、通級に行くのか通常クラスなのかを判断することができますし、学校側としても傾向があるというだけでは配慮が難しい部分があったりしますので、診断名を付けていただいた方がいい場合があります。

また、発達障害と合わせて睡眠障害や不安障害なども一緒に出てくる場合があります。
その場合も病院に行った方がいいと思います。
ではどのような病院がいいかということですが、低年齢であれば小児科に発達外来のようなところがある病院があります。
脳波などの各種検査もした方がいいこともあるので、少し大きめの病院がいいかと思います。
また、最初にかかったお医者さんが必ずしも正しいわけではないことも頭に入れておいてください。
これは、診断の境界がきちんと数値で決められているわけではありませんので、お医者さんによって診断が異なる場合があるからなんです。
もし結果に納得ができない場合にはほかの病院にも行くという選択肢もアリです。
気持ちの問題で病院が合う合わないというのもありますからね。

インターネットで検索して、出てきた精神科に受診してもそこが必ずしも発達障害に詳しいというわけでもないんです。
ちなみに私の息子の場合は、4か所目で診断されました。
そして、いわゆる大きくて人気があるところは初診が半年から1年待ちというところもあります。
こういうことも頭に入れておいてください。

あと、現在の状態だけで発達障害かどうかを判断することはありません。
問診だけではなくいろいろな検査を行います。
受診日に問診して、その日のうちに診断が出た場合にはその先生を信用しない方がいいと思います。
ですから、病院に行く際には、母子手帳、問題行動や気になることがいつごろからあったのかという成育歴も必要になってきますので、思い返してメモしておくとよいと思います。

私のところに「病院を紹介してください」という依頼をいただくことがありますが、病院を紹介することはしておりません。
「川口であれば、あそこと、ここと・・がありますよ。」というアドバイス的なことはできますが、病院と提携しているわけではないですし、人によって合う合わないがありますので紹介ということはしておりません。
直接いくつかの病院に行って、先生とお話して決めていただくのがいいと思います。

今日は、病院の選び方と準備というテーマでお話をさせていただきました。

それではまた!

音声反訳:yoshiyuki kato