FMかわぐち For WOMAN 「家族の時間」(第3回)お手伝いと仕事の話

チャイルドギフト賛助会員の加藤です。
FMかわぐち For WOMAN 「家族の時間」の第3回放送分の番組内容をご紹介します。

日時:6月18日(土)、6月19日(日)12:30~13:00
番組名:For WOMAN
子育てに関するQ&Aを中心に、女性に役立つ情報をお届けしていくプログラム。
週ごとにテーマを替え、毎回、テーマに沿ったスペシャリストをお迎えします。

 

ラジオ収録の写真

家族との生活を送る中での、「役割」、「仕事」、「お手伝い」について話をしております。
この3つ、区別ができているようで、うまくできていないこともあるようです。
様々な事例を用いて解説し、それぞれについてどのようなことを意識していけばいいのか、チャイルドギフト代表理事の吉野がDJ金谷さんと、真剣に時には笑いありで楽しくお話ししていました。

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■それぞれの違い、わかりますか?
家族との生活を送る中での、「役割」、「仕事」、「お手伝い」とは次のように区別できます。
1.役割
 家族の一員として当たり前のこと(学校で言うところの係と同じもの)
 例:自分が食べたお皿を片づける、お部屋のカーテンの開け閉め
2.仕事
 対価の発生するもの。
 例:「これをやってくれたら、○○(お菓子や小遣い)をあげる」
3.お手伝い
 ボランティアでやるもの。見返りを求めない。自発的(頼まれることもある)にやるもの。

■日々の生活では混同しがち
実際に、「お手伝い」のつもりでお願いしていても、「仕事」になってしまっている場合があるのではないでしょうか。
例えば、「お手伝いしたら、このお菓子を買ってあげる。」というのは、たとえお菓子であっても対価が発生しているので、実は「お手伝い」ではなく、「仕事」ということになります。
皆さんのお宅ではどうですか。3つのパターンに当てはまるものにどのようなことがありますか。

■それぞれに意味がある
では、この「役割」、「仕事」、「お手伝い」の3つには、それぞれどのような子どもの成長にとっての意義があるのでしょうか。
1.役割
 家族を意識するためにも重要なことだと思います。マナーや躾といった社会生活を送るうえでの基本動作を身につけるために必要なことと言えます。
朝起きたらリビングのカーテンを開ける係、新聞をポストからとってくる係・・・
家族の一員としての家族の中で決められた係です。

2.仕事
 対価が欲しくてするもの。対価はお菓子やゲームができるなどでもよいので、低学年からでも、簡単なことをやらせてみてはどうでしょうか。物が簡単に手に入る世の中になった昨今、何でも簡単に欲しいものが手に入るものではないことを教えるチャンス。この体験から、親がお金を稼いでるから生活できているという実感も得てほしい。
 そして、自分が行動することで自身の成長につながる。今後、社会人になったときのための予習とも言えます。
 また、きっかけは対価が欲しくてやるかもしれないが、仕事をやり終えた時の達成感を味わうことができます。

3.お手伝い
 ボランティア精神を考えさせる、「自分が人の役に立った!」という気持ちを体験することで自己肯定感をあげることができます。ここで大切なのは、やってもらった後にすぐほめてあげることです。お手伝いは人を思いやる気持ちを育むことにつながります。
歩けるようになればオムツをゴミ箱に入れるなどのお手伝いができるので、できれば「仕事」の経験の前に「お手伝い」の経験をしてほしいですね。

■3つに共通している大切なこと
 それぞれについて話をしてきましたが、お手伝いや仕事、役割に共通してとても大切なことがあります。
 それは、それぞれの活動が生きるために必要なことを学ぶ機会でもあるということです。
3つの区別はあるものの、内容は身支度、掃除、洗濯、炊事など、大人になってあるいは一人暮らしなどをするようになった時に必要なことばかり。小さな子どもであっても、火を使わなかったりと工夫をすれば様々なことを実体験として学んでいくことができます。
洗濯は洗濯物を入れて洗剤を入れてボタンを押す、ということは知っていても、実際に洗剤の分量を理解するにはやってみる必要があります。

■子どもにやってもらうことは親の我慢でもある
 大切なことであることはほとんどの方が理解されていると思いますが、実際の生活の中ではついつい親がやってしまう、手助けをしてしまうということがないでしょうか。
 そこをこらえて、2度手間になってもいいから、やらせてみた方がいいですよ。
親が教えすぎたりすることもよくないことだと思います。
子どもには、自分で考える習慣をつけるようにしないと、自分で生きていける子にならないと思います。
実際には、さじ加減が難しいところがありますが、例えば子どもが聞いてきた時に教えてあげるようにして、こちらから口出しをしないことです。親も我慢のしどころなんです。

■すべては子どもの将来のため
これまで述べてきたことは、将来のことを見据えて、「役割」、「仕事」、「お手伝い」の3つを経験させてほしいということなんです。
そのためには、親も我慢をすることが必要です。でもそれが、その子の将来のためにもなります。
気づいた今からやりましょう。
気づいた今がチャンスです!

いかがでしたでしょうか。

自立した大人に成長していくために、生活に関わる様々なことを自分で考えて行動していくこと、そしてそこで生じる感情も含めて自分自身を成長させていくこと。
それが生きていく力そのものになる。
そして、そのためには、親も「見守る」という我慢しなければならない。

ご参考になりましたでしょうか。

次回の For WOMAN 「家族の時間」の第4回放送は7月16日(土)、7月17日(日)12:30~13:00

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